卸売市場流通についての諸問題

市場流通ジャーナリスト浅沼進の記事です

コロナ禍のなかで

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東京2020オリンピック・パラリンピックがようやく終わった。

オリパラ反対なら見るなという意見もあったようだ。私はオリパラはやらない方がいいと思っていたが、やれば見るし選手の応援もする。当然だろうと思う。

新型コロナの影響が始まって2年近くになる。
一刻も早い終息を願っているが、このコロナ禍で気づいたことがある。

一つは風邪をひかなくなった。
若い頃から一年に一度は風邪をひき、咳は1ヶ月以上続く。
市販の風邪薬は毎年、ひと瓶を飲み尽くす。ところがコロナ禍になって風邪を全くひかなくなった。くしゃみ、咳もない。マスクをして出かけ、帰宅すると手洗い、うがいを欠かさない。そのおかげだと思う。

もう一つはよく散歩をするようになった。
近くを歩くと、ツクツク法師と油蝉の鳴き声が混じる。気のせいか油蝉が劣勢である。
夏中、あれほどうるさいと思っていたのに頑張れと言いたくなる。

実をつけ始めた稲穂に塩辛トンボが飛び、足元の力尽きた蝶々を危うく踏みそうになる。

残り少ない1日1日を大事にすると、案外、退屈しないものだと嬉しくなった。