卸売市場流通についての諸問題

市場流通ジャーナリスト浅沼進の記事です

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

民営化の方式-民営化の検証2

公設市場を民営化するケースとして次のような方式があります。 ①市場を廃止し民営化する場合 卸売市場を廃止、つまり廃場する場合の多くは、公設公営の場合は統合して大型市場となる場合で来年度3つの中央市場を1カ所に移転統合するケースがほとんどです。…

民営化をめぐる歴史的経緯-民営化の検証1

卸売市場はどこまで民営化が進むのでしょうか。どこまで民営化を進めるべきなのでしょうか。改正卸売市場法の大きな特徴の一つが、公設市場と民設市場の垣根がほとんどなくなったことです。 全国的な卸売市場整備は、大正12年の中央市場法から始まり、昭和46…

グローバル化の功罪

2019年もまた、政治、経済のグローバル化による激動の一年となりそうだ。 2018年12月の入国管理法の改正による外国人労働者の受け入れ拡大など、労働環境もまた国が進める働き方改革によって大きく変わるだろう。 卸売市場業界にとっても、今や外国人労働者…

年越しそば

明けましておめでとうございます。 昔は、昨日と今日と何が変わる、何がめでたいと斜に構えていました。近年は一年を無事に終え新しい一年を迎えることが出来たことを感謝するようになりました。これを円熟というのでしょうか老化というのでしょうか。 「去…