卸売市場流通についての諸問題

市場流通ジャーナリスト浅沼進の記事です

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

市場施設整備の考え方

豊洲市場の整備がようやく終わった。しかし、今後も市場整備は続く。京都や鹿児島が再整備中であり、広島、和歌山、横浜など次々に再整備を計画している。地方市場も成田が20億円以上の国の支援を受けて整備中である。 今後の施設整備は、1.物流、2.品質管理…

古墳時代より身長が縮んだ

先日、区役所から健康診断の通知が届いたので受けてきた。 私の身長は163センチだった。ショックだった。身長が気になる高校生の頃は166センチあった。 私は典型的な胴長短足で、身体測定の時間には、身長はなるべく高く座高はなるべく低くなるよう努…

築地ノスタルジー

主人の居なくなった館はこんな感じなのだろうか。 築地市場最終営業日となった2018年10月6日、土曜日の混雑ぶりと引っ越し作業が始まった7日の築地市場を見た。すでに個別に引越しの準備は進めていたので8〜10日、三日間が引越し期間はほとんど混乱はな…

豊洲市場と営業権

「築地市場は閉場しました。豊洲市場をご利用下さい。」と書かれ、正門は閉鎖された 解体工事に入った青果部(10月18日) 豊洲市場が2018年10月11日にスタートして一週間、引越し作業のための暫定使用期間が過ぎて17日で閉鎖された。しかし、閉鎖された18日…

開設者に新たな難問-全仲卸業者の決算書提出義務付け、業務運営報告書に添付

中央市場、地方市場を問わず全ての卸売市場の法人仲卸業者は、毎年、決算書提出を義務付けられることになった。開設者にとって、申請書や業務規程の策定が今後の重要課題になると思われているが、ここに全仲卸の決算書を添付という難問が新たに加わることに…

豊洲市場上々のスタート-場内物流の改善に課題

引っ越しの混乱なし 豊洲市場が上々のスタートを切った。 10月6日、土曜日に築地市場は営業最終日を終えた。 6日午後から10日にかけて、千社に及ぶ築地市場業者が引っ越しを開始、10の日曜日午前5時には臨時に使用が認められた環状2号線を小型搬送機・タ…

横浜丸魚とロピアの挑戦-川崎丸魚が10月1日本格稼動

川崎南部卸売場 横浜丸魚と量販店ロピアの合弁卸として注目されている川崎南部市場卸「川崎丸魚」は、10月1日から量販店「ロピア」への商品供給を本格稼働した。 当面はトラック14台で川崎、横浜を中心に26店舗向け配送を行う。 川崎丸魚は資本金5000万円(…

老いの温泉談議

他人に自慢出来る私の数少ないひとつが温泉通いです。数えていませんが100カ所以上は行っているでしょう。 何をするわけでもなく、ただ、単純に温泉を楽しむだけで、酒も料理も宿も関心はありません。風呂好きは昔からで、早くて1時間、長ければ2時間、自…