卸売市場流通についての諸問題

市場流通ジャーナリスト浅沼進の記事です

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「卸売市場」は「弱者・弱肉」なのか

卸売市場数は平成28年度末で1124市場ある。 そのうち、中央市場は64、地方市場は1060と圧倒的に地方市場が多い。地方市場のうち行政が解説する公設市場は151、準公設(第3セクたー)市場は21である。 この数字が、2020年6月に施行される…

生鮮漁港川越−卸売市場内に直売所

卸売会社が市場内に直売所を開く全国初の取り組みが生まれた。 埼玉県の第3セクター市場「川越総合地方卸売市場」内に4月11日、青果、鮮魚、精肉、生鮮三品の直売所「生鮮漁港川越」がオープンした。 この直売所は、川越市場の水産卸「川越水産」が建設し…

豊洲市場半年間の評価

全国第3セクター市場連絡協議会(全国3セク協)第32回総会を取材した。 全国で21市場、公設地方卸売市場は151市場あるから組織的には小さい全国組織だが、第3セクター市場は、行政の公共性を中心にしつつ民間の効率性を導入することで市場活性化を…