卸売市場流通についての諸問題

市場流通ジャーナリスト浅沼進の記事です

伊勢崎市場、無償契約3年間延長

公設から民営化した(株)伊勢崎地方卸売市場(群馬県伊勢崎市日乃出町702)は、6月の伊勢崎市議会で無償賃貸借契約を3年間延長の要請を行い採択された。

平成34年6月末まで現在の開設会社が経営する。

伊勢崎市場は昭和57年に伊勢崎市公設地方卸売市場として開設した。
その後、平成16年7月に15年間の土地・施設の無償賃貸借を受けて青果、水産の卸2社が受け皿となって開設会社を設立し民営化した。

開設会社としての収支は使用料と水道光熱費等6500万円で運営されている。

契約期間終了後については相互に話し合うことになっている。

卸売会社は、青果部が長野県レンゴー青果伊勢崎支社。水産は群馬丸魚の各1社。

仲卸は青果、水産それぞれ4社、関連5社。