卸売市場流通についての諸問題

市場流通ジャーナリスト浅沼進の記事です

大田市場配送荷捌場が完成

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大田市場配送荷捌場が完成し、2019年5月8日にオープンセレモニーが行われました。

大田市場はよく知られているように全国青果市場では売上・取扱量ともに圧倒的なシェアを占め、近年そのシェアがますます上がっている拠点市場です。

大田市場にはすでに東京青果が平成23年に東京都から市場北口に借地し建設した大田市場ロジスティクスセンターや低温立体荷捌場、屋根付き積込場など整備されています。近年、大田市場のシェアが高まり仲卸の配送機能拡充が必要になってきたことから、東京都が平成28年10月に着工し3月末に完成したものです。

施設概要は次の通りです。

  • 鉄骨3階建 1F荷捌所・冷蔵庫、ゴミ処理場 2〜3F 加工場・冷蔵倉庫
  • 建築面積6,105平方メートル、延床面積13,411平方メートル
  • 着工平成28年10月 完成平成31年3月
  • 建設費59億円

(特徴)

  • HACCPに基づく衛生管理可能 加工パッケージ機能中心
  • 荏原青果、神田青果2社の冷蔵庫、市場協会によるゴミ処理場など9社
  • 2階は仲卸4社の荷捌き場
  • 上下の搬送は荷物用エレベーター5基、垂直搬送機2基
  • 2階17バース、ドッグシェルターは4トン車用だが、2トン車にも下げて対応
  • 15度Cの温度管理、冬場は15度C以下になると止まる。
  • 3階は58小間を33社の仲卸が使用 

施設の概要を以下写真で紹介します。

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右が東京青果のロジスティクスセンター、左が今年3月に完成した大田市場加工・荷捌棟

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6月9日に行われたオープニングセレモニー

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1階の卸保冷庫と内部

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2階は密閉型、2トン車と4トン車がドックシェルターから搬出入できる

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2トン車の場合は上部を下げて温度管理できる

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2階は仲卸が借り、加工配送業務を行う