万歩計がわりのアプリに促されて、一日の歩数を意識するようになった。iPhoneに表示される応援のメッセージが背中を押してくれる。毎日ではないが、外出すると大体5千歩くらいになる。
4月7日に高松青果中央市場の開場を取材した。コンパクトで効率的な市場内動線が整備されていて、中規模な物流中心の市場施設としてよく考えられていると思った。
前日に泊まり7日午前5時に起き、取材し、帰りはぶらぶらとJR高松駅まで歩いた。駅前で高松城址公園に入り(高齢者は無料)、駅前でうどんを食べ、倉敷に向かった。
高松は栗林公園が好きなので、高松城址公園は入ったことがなかった。入るとサクラが満開だった。
桜の木の下のベンチに寝て、トールキンの指輪物語を読んだ。この日は一万三千歩を超えた。
今年もサクラを見ることができた。美味しく過ごすことができた。心地よい80歳前の1日だった。
最も好きな美術館である。この廃屋のような建物は大原美術館の隣にある喫茶店「エル・グレコ」。店名に惹かれていつも入る。店内はシックな雰囲気で、落ち着いた時間を過ごした。
あじさい寺として知られている明月院、まだ観光客は少ない。
明月院の近くにある「紫(ゆかり)」で食べた。たまの贅沢である。
ガラス越しに小さな庭園があり、出て歩くこともできる。料理は牛肉の煮込みと鎌倉野菜のランチコース。
豊洲で行われた生鮮フォーラムに行き、水産棟関連食堂街にある「磯寿司」で食べた。
私は食通ではないし、寿司の食べ歩きはしない。それでも長年、市場に関係していると、美味しい味そのものを堪能できるようになった。