業界紙に勤めていた頃は、2月、3月は年度末で業界が忙しかった。
近頃は落ち着いていたが、どういうわけか、今年はやたら忙しい。この歳になって忙しいことは結構なことだと言われるが、身体に堪えるものである。
本業のはずのフリーライターもサボりがちで、ブログも間があいた。
とりあえず、写真による旅自慢である。
特に鉄道マニアではないが、こんな電車に乗ると嬉しくなる。プリントしたシールを貼るのだろうが、車内の通路天井もびっしりと描かれている。
天守閣までは登れないが、2月というのに暖かく、ベンチに座ってぼんやり眺めていた。
この右手が市庁舎で、人が並んでいてどうしたのかと聞くと、最上階に展望台があって松本城の全貌が見えるという。
新幹線に乗った子どもが、前を走る新幹線を見て「シンカンセン、シンカンセン」と喜ぶのと同じで、お金を払って松本城の天守閣に登っても松本城は見えない。市民の人気スポットである。
文化都市として名高い松本市にはイメージが……と思うのはよそ者の勝手である。平成17年に東京芸術大学から寄贈されたもので、意外に可愛い。置く場所に困ったのではないか、いいえ違います。
「ナワテ通り」は「カエルのまち」なので移住しました。
文化の街の懐は深い。
2月の札幌は行ったが、函館の2月は初めてである。四国ではコートなしだったが、函館は厚手のコートでもまだ寒い。駅前で寿司を食べて早々にホテルに入って休んだ。
姫路土産といえばアナゴである。焼きアナゴを明石の仲卸で買って帰り、感激して食べたことがある。姫路駅で焼きアナゴを探したが見つからず、これを買った。
初めて食べたが、ご飯とこれがあれば一週間は持つだろう。美味かった。
アナゴ丼は太田市場の二階食堂の東京湾アナゴ丼がうまい。丼からぼたぼたタレが溢れるほど大きなアナゴが載っている。