卸売市場流通についての諸問題

市場流通ジャーナリスト浅沼進の記事です

女性が支える日本文化

私のホームグランドは図書館やチェーン喫茶店です。
時代の変化にはなかなか付いていけない高齢者でも、携帯電話とパソコンには感謝しています。一時期流行ったレンタルオフィスなど借りる必要はありません。

図書館は、冷房が効いていて本が読めて夜までやっていて、ビジネスルームもあって、パソコンが使えます。
昔のパソコンは3時間か4時間しか持たず、電源も図書館にはありませんでした。
今は電源もあるのですが、パソコンも10時間は持ちますので不要になりました。
しかも無料で私のお気に入りですが、周りは高齢の男性が目立ちます。
静かすぎて眠くなりますが居眠りすると職員が起こします。
いいじゃないかとも思いますが、寝る場所ではないと言われるとその通りです。

チェーンの喫茶店は女性のグループ客が目立ちます。
私がよく行く喫茶店に5人くらいの女性が毎日のように現れます。「毎日のように」というのは、私は毎日は行きませんが行くたびに会うからです。
聞き耳を立てているわけではありませんが、何となくわかったのは、だいたいの時間だけ決めていて、来たい人が来れる時に来て、雑談をするだけで流れ解散です。

いいなあと思います。男ではこうはいきません。仕切る人間が必ず出ます。
グループで来る客は圧倒的に女性が多く、男性の多くは一人かビジネスの打ち合わせです。
また私は、10人くらいのカルチャースクールにも参加していますが、80代の女性もいて、男性は私一人です。

食だけではありません。コンサートや歌舞伎、美術館も圧倒的に女性優位です。
「男が稼ぎ女が使う」というつもりはありません。
高齢の夫婦は統計的に男性が早く亡くなるでしょうし、男性よりも女性の方が立ち直りも早いので結果的に女性が目につくようになるのでしょう。

女性が活躍できる社会はいい社会だと思います。
社会が悪くならないよう頑張る力も女性頼りが大きいのではないでしょうか。