その他・食一般
織物工場をイメージしたノコギリ屋根の美術館(三岸節子美術館ホームページより) 芸術家は自分勝手である 三岸節子美術館は、愛知県一宮市の生家跡地にあるノコギリ屋根の美術館です。写真は大きく見えますが、それほどではありません。 この美術館は生家の…
好太郎が設計したアトリエのイメージ、道立三岸好太郎美術館ホームページより 札幌は憧れの地 九州育ちの人は、たいていが富士山と北海道に憧れます。 私は新幹線に乗るといつも「今日は富士山が見えるだろうか」と新横浜を過ぎると緊張し、見えると嬉しい、…
野付半島(写真)三上市太郎 好きな美術館に優劣はない しかし、いつでも何回でも行きたい美術館として、まず頭に浮かぶのが岡山県倉敷市の大原美術館である。 規模的には東京の美術館やMOA美術館の方が大きいし、個人的には画家個人の記念館の方が好きであ…
鏑木清方記念美術館 鎌倉の小町通りに案内があるが分かりにくい 好きな美術館は、前回あげた以外にもたくさんある。 中でも日本一美術館が多い長野県は、諏訪湖湖畔の小さな美術館や山下清美術館(茅野)、ちひろ美術館(安曇野)、禄山美術館(安曇野)など…
前回掲載した写真は20世紀最大のイタリアの彫刻家ジャコメッティである。日本の哲学者矢内原伊作と親交がありモデルとなった。 ジャコメッティは、見た通りに対象の本質を彫る。そうすると、どんどん小さく細くなっていく(実際小さな彫刻が多数ある)。彫刻…
ジャコメッティ 【時は来た】食料備蓄について語ろう!【コロナ対策】 このタイトルは2020年4月6日の5チャンネルスレッドである。これまでも何回か、新型コロナウイルスによる食料自給率の重要性について書いたが、「時は来た、食料備蓄について語ろう」…
緊急事態宣言が出た2020年4月7日の夜、今年最大の満月スーパームーンを見た。 ピンクムーンとも呼ばれるらしいが、これはピンクに見えるからではなく、4月はピンクに咲く花の季節なのでピンクムーンと呼ぶそうで、確かにわたしの老眼からも色は見えなかっ…
子どもの明日は遠く、高齢者の時の流れは速い。楽しい時と苦しい時も時の流れは違う。コロナの収束を待つ日々は長い。 国立市に住んでいた頃、なかなか来ないバスを待って長い列がイライラしていると、後ろにいた若いカップルの男性が「見ていても見なくても…
不要不急の存在として、このところ自宅で所在なく過ごす日が多くなった。 過日、隣の雑木林から突然「ホーホー」「ケキョケキョ」という啼き声が聞こえた。ウグイスだろう。聞き違いではない。ウグイスは最初から「ホー ホケキョ」と鳴くことができないので…
豊洲市場で開かれる予定だった公設協、3セク協、全民協の合同セミナーが新型ウイルスの影響で延期になりました。 先週、倉敷と松浦、長崎に行きましたが、岡山ではほとんどマスク姿を見ません。たまに観光客らしい方のマスク姿を見ますが、地元では全く話題…
コンビニはフランチャイザー(本部)がフランチャイジー(加盟店)を募集し、出店や品揃え等の経営ノウハウを提供することで対価として賦課金(チャージ)を受け取り経営する事業です。小売店にとって、もっとも重要な仕入れ・品揃えが全く心配なくなるので…
年明け早々訴訟沙汰になっているセブンイレブンを始め、元日休業問題と時短でコンビニが社会問題になっています。セブンは売上げ、利益ともに他のコンビニを圧倒する巨人ですが、数年前から集中的に本部と加盟店の間でトラブルが相次いでいました。 14年には…
この一年間、市場流通と食品その他の記事を書いて来たが、締めくくりは世のなかの仕来りに従って2019年を振り返る。食品流通以外で印象に残ったのは大嘗祭とフランシスコ教皇の来日である。 五穀豊穣への祈り 大嘗祭は新天皇が即位式で新穀を供え、五穀豊穣…
山形県の新庄駅に飾られていた 先日、国立劇場で吉右衛門の歌舞伎を見た。吉右衛門の体調が悪く、先月、休演というニュースを聞いたので心配していたが、元気に立ち回りをやっていて安心した。 時々、文楽や歌舞伎に行くが同じ時期に同じ演目をやるケースが…
伊勢神宮と出雲大社はどちらも好きです。特に出雲大社の白く枯れたヒノキと白砂は人智を超えた荘厳さです。 神存月(かみありづき)10月に、出雲大社に集まる神様が、宿泊するのか会議をするのか知りませんが、日本中の神様が集まる場所が本殿ではなく、小…
もう記憶は定かではありませんが、京都の広隆寺は昔、薄暗い廊下のような場所の、手が届きそうな近くに仏像が並んでいて、彼岸への途を思わせる風景でした。 あまりの優美さに画学生が弥勒菩薩に抱きつき指を折った(画学生でなく弥勒菩薩の指です)事件があ…
沖縄に居る。湿気が少ないので暑いわりに汗をかかない。どこにもベンチがあって日陰で風を受けると、冷房の効いた喫茶店よりはるかに気持ちがいい。 昨日の夜、沖縄市場の方と夕食をご一緒し、沖縄料理を食べた。酒は飲めないのだが、酒のつまみは好きで、い…
この写真は御本尊の不動明王ではありません 深川に住んでいます。近くにお不動さまがあって、全くの不信心ですが、時々行きます。365日、毎日必ず9、11、13、15、17時の5回行われる加持祈祷を聞くためです(特別な日はもっと多い)。 新しい建物になる前は…
福岡に行った。大雨だった。飛行機に乗っていて、「福岡は大雨で東京に引き返す場合があるのでご了承ください」と、ご了承したくないアナウンスがあった。飛行機が落ちる心配はいつもする。紙飛行機でも落ちるのに、あんな大きな物体が飛ぶほうがおかしい。 …
世の中には古くから伝わる格言で実行することが難しい言葉があります。例えば「目の中に入れても痛くない」です。 この言葉は、親が子供を可愛がる例えとしての表現でしょうが、目の中に子供を入れるという発想はどこからきたのでしょうか。目の中に指を突っ…
地元の図書館隣にあるビジネスホテルは、千円昼食バイキングを止めてしまいました。高校生の集団が山盛りのお代わりを食べまくる現場を何度も見ていましたので、無理もないなと思いました。 バイキングの起源は帝国ホテルです。1958年(昭和33年)の新館オー…
コーヒーブレイク 鹿は奈良東大寺が有名ですが、屋久島でも観光客が通る傍で木の葉を平気で食べています。鹿は本来警戒心の強い動物のはずです。 北海道の鹿は格別です。冬の釧路湿原で、列車の窓から白鳥の舞いやエゾシカが一列になって雪原をジャンプしな…
他意はないが女子トイレ 働き方改革の重要な一つに職場環境の改善がある。築地市場時代に卸各社が苦労した一つに、入社面接に来た学生が、環境が悪いと帰ってしまうケースが出たことがある。 そうした中で際立って洗練されたオフィスを実現したのが水産卸「…
体が空洞になった老杉は支えがないと生きていけません(屋久島) 2千万円問題が騒がれています。 私も年金生活者ですので、当事者の一人として無関心ではいられません。最初は、年金だけでは老後の生活資金が不足することは誰でも知っているはずだと思って…
お寺参りは趣味ではありませんが、四国88か所札所巡りも何か所かお参りしました。何の予備知識もなく、たまたま高松に居る知人から御朱印帳をもらい、近くにある88番目の寺に最初に行きました。 後で知ったのですが最後から逆に札所巡りをするのは、重大…
長野善光寺に行きました。そばを食べようと門前通りをブラブラ歩いていたら行き着いてしまい、お参りした帰りに食べました。 昔、門前通りで、そば粉100%を食べてボソボソ硬く、食通ではないと自覚して今度は普通のそばと野菜天を食べました。美味しかった…
昔、『暮しの手帖』の投書に、小さな娘が卵かけご飯が好きで、ある日突然「卵かけご飯ちゃんと結婚する」と叫んで、父親が「パパと結婚する約束じゃないか」と嘆いたという話がありました。 子供の頃、縁側の下に鶏を飼っていて、それを時々食べていたのです…
「江戸前」には東京湾、気質、鰻の意味がある。江戸前といえば、東京湾を意味することや、江戸っ子気質という言葉でよく知られている。しかし江戸前という言葉だけで鰻を意味するとは知らなかった。 先だって久しぶりに鰻を食べた。うなぎの価格でよくある「…
連休中は昔から出かけない。 いつでもどこでも行ける「サンデー毎日」の身だから連休中に行く必要はないからである。 私だけかと思っていたら、7割が遠くへは出かけないという報道があった。調査が本当なのかという疑問はあるが、そうだろうと思う。 テレビ…
京都、大阪、明石に行った。明石でタコ、タイ、穴子の定番3品セットを食べた。うまかった。タイは固くてタコは柔らかかった。 そうだ京都、行こう。確か、そのようなJRの広告があった。私は京都より奈良が好きだ。 今年、京果を退職したK氏など親しくして頂…