豊橋から伊那路1号に乗り長野県飯田市に向かった。
神奈川から飯田に向かうには新宿から高速バスに乗るのが安く、時間も若干短いのだが、何せ私は高齢の腰痛持ちである。長時間のバスはきつい。小田原からひかりで豊橋まで行き、そこから特急伊那路1号に乗る。
途中、天竜川沿いに沿って走る、その途中の1枚である。
天竜渓谷沿いには「星空に最も近い天空の城」がキャッチフレーズのホテルもあり、一度泊まりたかったが、交通の便が悪く断念した。
長野県といえばソバだと思っていたが、飯田は焼肉が名物である。
街の中央にリンゴの木が並ぶ緑道がある。
りんごの写真は昨年に撮ったものだが青いリンゴが鈴なりの中、ベンチに座り日光浴をする姿は好々爺そのものだろうと思う。

その通りの喫茶店で食べたのが季節限定のりんごを練り込んだモンブランである。初めて食べた味である。

帰りの豊橋で時間があったので改札を出ると路面電車があった。目的地も決めず乗車し、豊橋公園で降りると隣が市役所である。
出張先の市役所内の食堂には時々行く。昔、若い頃に住んでいた東京阿佐ヶ谷の杉並区役所の食堂は安くて量が多く、よくお世話になった。
その経験から今でも役所の食堂は親近感がある。札幌でも京都でも、どこでも平気で入った。
豊橋市役所の最上階レストラン「コスタリカ」は職員食堂とは違う。広く市内を一望でき、テーブルクロスがあり、コースのメインは白身魚、デザート、お茶が付く。前菜はバイキングで、右皿の盛り付けが酷いのは自分でとったからである。パンは焼き立てふわふわ、お代わりを持ってきてくれて感激した。居心地が良く新幹線に遅れそうになった。

市場卸売会社の社員食堂はもちろん何回も行った。築地市場の水産卸7社は全社が自社の社員食堂を持っていた。全社の食堂で食べた経験は誰にも感心されない密かな自慢である。
中央魚類は時々営業社員がマグロを持ち込み捌いてもらっていたので、それを狙って行った。残念ながら衛生上の問題で持ち込み禁止になった。
7社の中では千代田水産の社員食堂がピカイチであった。建屋はボロボロだったが事務所内装は独自に一新し、日経のビジネスオフィス賞をもらい、新卒確保に大きな貢献をしたのは有名な話である。
社員食堂も食堂というよりサロンで石橋利至子社長(当時)はじめ女性社員が多いことからも開放的で明るかった。用もないのに勝手に事務所に入り丹羽副社長に「飯を食べに来た」と行き、何度も行くので厨房のスタッフに覚えられ、フリーパスになったのは自慢にならない懐かしい思い出である。
他市場では川崎北部市場の横浜丸魚社員食堂が好みで食べてから取材するのが常だった。
小田原魚市場の社員食堂は通路から競り場に降りていく階段まで市民が並び、社員が食べられない程である。食事に誘ってくれた社長が「ここは席がなく食べられないので」と市場外の食堂に行った。賑わい施設「漁港の駅」ができてもまだ人気である。
郡山市場の食堂も卸が経営しており市民の人気スポットである。
キリがないのでまた改めて。